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数学(解法暗記のやり方②)

数学の解法暗記はどんなに詳しく書いても、キチンと理解してくれない人が一定数いることが受験指導の結果、わかりました。

で、何かいい具体例はないものかと思っていたところ、今年始めた将棋(特に詰め将棋と定跡)と数学が物凄く近い関係にあることに気がつきました。

ためしに以下の詰め将棋(三手詰め)の問題を解いてみてください。

ts3018.png




___________________________

正解は①2二金②同角③2三桂ならず。




詰め将棋は

①駒の動かし方を暗記する

②頭の中で駒を動かして、手を読む

という2つの技術が必要ですが、数学でいうと

①が公式や約束事の暗記に相当し、②が解答を頭の中である程度再現する

という技術に相当します。

で、解法暗記を教えると殆どの人が①はうまくやってくれるのですけど、②を上手くこなしてくれる人がどうもいない。

よく数学はやっぱり手で再現しないとダメだ、という人がいますけど、確かにある一面ではそのとおりで、一度くらいは再現しても悪くはないです。

でもいつまでたっても手を動かすことしかしないと、難しい問題が全く解けるようになりません。上の詰め将棋を例にとっていえば、あれは高々三手詰めなので手と将棋版を使って解答を再現してもいいですけど、もし100手詰めなんていう問題があったとすると、果たして手を動かさないと解けないなんていう人がどれぐらいいるでしょうか?

頭の中で解答をいじくるという技術を使いこなせると、数学の偏差値が一気に伸び始めます。

まあ勿論、初歩の初歩の段階ではやや難しいと思うし、始めは戸惑うと思うけど、是非この技法は習得して欲しい。受験後も、これができるとできないでは人生レベルで差がつくような気がします。

気分転換に詰め将棋を勉強の合間に解いてみるなんていうのもいいのではないでしょうか。楽しいと思いますよ。

あと有名な物理学者や数学者の伝記<例えばフォン・ノイマン(原爆の開発のキーマン。小川洋子さんの博士の愛した数式の主人公のモデルの人)やペレルマン(ポアンカレ予想を解決した人。その功績ででフィールズ賞(数学のノーベル賞)を授与されたのだけど、辞退して有名になった人)など>を読むと、彼らも頭の中で解法を操る達人だったんだ、という事がわかります。オススメ。


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プロフィール

kounotori0305

Author:kounotori0305
Twitter ID
@takasuka_toki

Mail address
takasuka-toki☆mail.goo.ne.jp
(☆を@に変えて下さい)

某大医学部生。

昔、医学部受験の方法論というwikiを作りました。
ここでその改訂版を公開します。

このサイトの趣旨

頭のいい人のための勉強方法ではなく
どんなに勉強しても偏差値があがらない
そんな人のためのヒントになるような事を書いていきます

自分もそうだったのですが
適正な教材を適切な方法で使用しないと
何時間勉強しても
偏差値がまったく伸びません。
そういう状況の人には特に参考になると思います。

最後に

このサイトの管理人は
東大理科Ⅲ類に受かるぐらい頭がいいわけではないですけど
偏差値40の人間を70ぐらいにまで持っていく技術は多分あります。

なのでなんで東大医学部とかに行ってないくせに勉強法とか何で語ってんの?
みたいなコメントはやめてください。

あくまでできない人が、いかにできるようになるか、に目的を置いております。

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